医療機関にのみ認められた脱毛方式

医療レーザー脱毛は、主に医療機関である脱毛クリニック等が採用している脱毛方式です。
レーザー脱毛は「医療行為」として厚生労働省が認めている為、医療機関でしか受診できないのが最も大きな特徴です。
所謂エステサロンでは医療用レーザー脱毛器は利用出来ない為、光脱毛等を採用しているのです。

具体的な仕組み

その仕組みは、特定の波長のレーザーを毛根の「際下部(毛乳頭)」と呼ばれる箇所に照射する事で、毛の構成要素であるメラニンに反応させその部分を破壊し、毛が生えてこなくするというものです。
光脱毛と違い毛乳頭までレーザー届くので、より確実な脱毛が可能となっています。大体光脱毛では1～2年程するとまた毛が生えてくるのに比べて、レーザー脱毛であれば半永久的な脱毛効果が期待出来ます。所謂「永久脱毛」と呼ばれているものは大抵がこの医療レーザーによる脱毛方式です。

レーザー脱毛は少ない回数で済む

医療行為ですので当然価格は高くなりますが、それを補っているのが「通う回数」です。
医療レーザー脱毛はその仕組みから、相当高出力のレーザーを当てて毛根自体を根こそぎ破壊します。その為、通う回数が圧倒的に少なくて済みます。
また、医療行為の為人体への影響も考えられており、痛みや肌荒れ等のアフターリスクが抑えられているのも大きな特徴の1つです。但し、痛みに関しては個人差と、部位による差（デリケートゾーン等、肌の弱い部分だと痛みが顕著）があります。
その為、医療行為として麻酔を利用する事が出来るクリニックが最近は増えています。毛の濃い方や痛みに弱い方は事前に相談してみるのが良いでしょう。

レーザー脱毛の種類

レーザーの種類には色々あり、「アレキサンドライトレーザー」、「ダイオードレーザー」、「YAGレーザー」、「G-MAX」等が主なものです。その中で最近良く使われているのが「アレキサンドライトレーザー」です。
このアレキサンドライトレーザーは肌への負担が少なく、特に日本では多くの医療機関が取り入れている為、症例数も多くリスクが低いという事が大きな特徴です。
医院によってはレーザーの種類を選べる所もあるので、事前の診断を受けて自分にあったものを選ぶのも重要です。